・自立した暮らしのできる家にしたい
・暮らしをより楽しみたい
介護サービスの会社からご紹介をいただいた脊髄異損症のお客様です。ご一緒に実際に使うことを想定して、幅や高さ、奥行きなどを確認していきました。独身の方なので、リフォームのコンセプトは「自分が極力自立して暮らす」お客様がご自身が、暮らしを楽しめるよう、様々な工夫を施しました。
車イスのまま簡単に入れるように段差をなくしてスロープをつけています。
洗面室やバスルームへの段差の改修工事が出来ない為、車イス用のリフターを設置しました。それによってお客様ご自身での移動が可能になりました。
車椅子用の洗面台を車椅子のまま使えるようにしました。
特に洗髪をスムーズに出来るように、水栓をご用意しました。
洗面横には足を洗える場所を用意しています。肘で水栓のレバーを動かせるように、水栓のレバーの長さと高さを調節してオリジナルに作っています。
会話の中で生まれた理想の空間
車イスの生活を介護者なしで自活出来るのもリフォームのお陰です。洗面台が約20cm 高低差があり、リフターを設置して移動がスムーズに行えています。洗面台は車イスが奥まで入り、水栓をフレキ菅に加工してくれたので頭が洗えます。掃除口付き汚物流し機器を設置する時、水栓ハンドルの高さと長さを肘で動かせる様にしていただいたのでとても楽になりました。お陰様で日々の生活が楽しく過ごす事が出来て、感謝しています。
